안녕하세요！日韓ハーフのつきひまです☺
タイトルからして情報量が多いですね。今回は、郵便局で알뜰폰(アルトゥルポン)を契約する際に、パスポートしかない二重国籍者の私がどのように身分証明したのかについての話です。
알뜰폰ってなに？？という方はこちらの記事を御覧ください
上の記事を見ると分かりますが、私の場合、郵便局で알뜰폰に加入するために、オンラインで事前申請した際、郵便局訪問での本人確認を選択しました。あらかじめ、알뜰폰加入を代理でしてくれる郵便局を探し、バスに乗って行きました。
本人確認のために必要なもの
本人確認に必要なものは、住民登録証（外国人の場合は外国人登録証）、運転免許証です。
私は、韓国籍が残っていてビザなしで韓国に滞在しているので、外国人登録証が発給されません。運転免許証も当然ありません。
住民登録証とは、韓国で生まれたら付与される番号(住民登録番号)があるのですが、それが記載されているカードです。両手の指紋の登録が義務付けられています。日本でいうマイナンバーカードのようなものです。
私が持っているのはパスポートだけ…。
2020年から個人情報漏えいを防ぐために、韓国のパスポートから住民登録番号が消えました。パスポートと住民登録番号は紐づいているようなのですが、パスポートだけだと不安だったため、住民登録証を新しく作りたい！と思うようになりました。（引用元：旅券から住民登録番号削除へ個人情報の漏洩防ぐ＝韓国｜聯合ニュース.2023.8.26）
一緒に住んでる祖父母に、携帯電話を契約するのに必ず必要なのかは分からないが、身分証明できるものがパスポートしかないので、先に住民登録証を作りたいという旨をカタコトながら伝えたところ、
ハラボジ住民登録証まで作らなくても大丈夫！大丈夫！
パスポートが身分証明書になってくれるってサムチョン(私から見て叔父)も言ってたし！
つきひまあ、いや、でも…
ハラボジ行ってダメだったら、その時はハラボジが謄本を取ってきやるから
優しい…！けど、そういうことじゃない気がする💦と思いつつ、押しと信頼が大事なこの世界で、住民登録証が絶対に必要という自信があった訳でもなく、カタコト韓国生活初心者な私の意見より、絶大な信頼を誇る叔父の意見が優先されるのは当然でした😂
というわけで、一旦パスポートだけで郵便局に行ってみました～！
郵便局訪問(パスポートだけ)
結果：できませんでした😂
알뜰폰を取り扱っている郵便局へ行き、金融の窓口なのか郵便の窓口なのか分からず、とりあえず郵便の窓口へ行きました。
알뜰폰に加入したくて来ましたと伝え、そして、事前に申請したことを伝えて、メールに届いていた受付番号を見せました。すると、
窓口のお姉さん住民登録証を見せてください～
つきひま住民登録証はなくて、パスポートしかないです…
窓口のお姉さんそうなんですか💦うーん、ちょっと調べてみますので、パスポート見せてもらっていいですか？
窓口のお姉さんがどこかに電話をかけて聞いてくれました。電話が終わり、
窓口のお姉さんパスポートだけだと、住民登録番号が記載されておらず、身分証明にはならないみたいです。
パスポートしかない場合、여권정보등록증を持ってこないといけないようです。
ここにメモしておきますね…
と「정부24 여권정보등록증」と付箋に書いてくれました。
窓口のお姉さん정부24 と検索したら出てきますので、여권정보등록증を持ってきてくださいね～
はい～ありがとうございます～と言って一旦郵便局を出ましたが、祖父母の家はちょうどWi-fiが故障してネットが使えず、印刷が必要っぽそうだけどコピー機ないし、どうしたものか…と途方に暮れました。
정부24で여권정보등록증を発給に挑戦
とりあえず、不安定なオープンWi-fiを拾って携帯で挑戦してみました。
정부24 と検索すると、アプリが出てきたので、インストール。そのアプリで、여권정보등록증と検索をかけたものの、여권정보등록증の発給には住民登録番号が必要なようで、番号を知らなかったため、そこで終了…。
정부24(政府24)とは、24時間365日いつでもどこでも証明書発行や各種の行政申請を行える行政プラットフォームのことです。Webサイト、アプリがあります。（参考：정부24）
後日、祖母が謄本を取ってきてくれたおかげで、住民登録番号が分かり、家のWi-fiも治ったため、パソコンを使って、できるところまでやってみました。
最後は電話番号とそれに紐づいたアカウントでの認証が必要で、私はまだ電話番号がなくてできなかったというオチなので、여권정보등록증については飛ばしても大丈夫です！
（정부24ってこういう雰囲気のサイトなんだなという感じで見たい方はぜひご覧ください～！）
정부24 と検索をかけて、こちらのサイトを開き、여권정보등록증 빌급と検索をかけます
このページに移動したら、발급하기(発給する)を押します。
するとこちらのページに移ります。私の場合、会員ではないので一番右端の비회원 로그인(非会員ログイン)のタグを選択しました。
비회원 로그인(非会員ログイン)をクッリク
個人情報についての同意を求められるので、同意していきます。
同意して、下に進んでいくと、✔を入れるところがあります。キーボード保安プログラムを適用するためのものです。ここに✔を入れます。
こういうポップアップが出てきます。「정부24サービスの利用時、キーボード保安プログラムの適用が解除されます。※安全に정부24サービスを利用するためにキーボード保安プログラムの適用を推奨します」という内容です。OKを押します。
다운로드(ダウンロード)をクリック！
ダウンロードファイルを見ると、インストーラーがダウンロードされているはずなので、それをクリックして自分のパソコンにキーボード保安プログラムを設置します。
キーボード保安プログラムを設置後、このページにもどってきて必須項目を入力してきます
電話番号は、その次の項目で아니요(いいえ)を選べば入力せずに済みます。
最後に확인(確認)をクリック！
すると、またプログラムを設置するように求められ、こちらの画面に移ります。
다운로드(ダウンロード)をクリックして、ダウンロードファイル確認します。
こちらのインストーラーを開いてプログラムを設置し、上の表の설치현황の項目が설치に変わっていたらOKです！
すると、こちらのページに変わります
ちょっと待つと、このページになります
名前と住民登録番号を入力したら여권정보 조회하기(旅券帳簿の照会をする)を押します。
自分のパスポートの情報が出てきます。証明書を発給したいパスポートを選んで、その証明書をどのように受け取るのか選択します。私は프린트출력(プリント出力)を選びました。
最後に민원신청하기(申請する)を押すと、このページが現れます
左側の中で本人認証ができるアカウントがあるものを選びます。そして、右側に必要項目を入力し、サービス利用の同意を押します。
私は電話番号がそもそもなく、この次の段階を見ることができなかったのですが、最後に인증 요청(認証要請)を押して、おそらく完了です！
つきひまこんなに頑張って最後につまづくとは…
という思いをする人が少しでも減れば幸いです…
郵便局訪問(謄本とパスポート)
ちょっとびっくりしたことですが、祖父の住民登録証があれば、孫の分まで住民登録番号が分かるということです。日本では、祖父のものを使って手続きをしたことないので、同じなのか分からないのですが、意外と簡単に住民登録番号を知ることができました😯
1度目の郵便局訪問のあと、再度、やっぱり住民登録証が必要そうだから、私の住民登録証を新しく作りたい！役所に行きたい！と説得を試みますが、謄本があるから大丈夫！ということで、謄本とパスポートを持って2度目の郵便局訪問に至りました…（2度目は心配した祖母が一緒に来てくれました）
結果：できませんでした😂
1度目の訪問のときと同じ方が対応してくださいました。祖父の名前で発給した謄本とパスポートを出しました。
しかし、窓口のお姉さんは難しい顔をして、
窓口のお姉さんこれだとできないと思うんですが…。あ、ハラボジの名義で作るということですか？
つきひまちがいます、本人名義です💦
すると、「そしたら、一旦確認してみますね～」とどこかに電話をかけてくださいました。
そして電話が終わり、
窓口のお姉さんやっぱり、これだとできないみたいです。顔写真と住民登録番号が一緒に記載されていないといけないんです。パスポートしかない場合、여권정보등록증を持ってくるしかないです。
つきひま여권정보등록증の発給しようとしたけど、ネットがなくて、できなかったんです。でも、住民登録証があれば問題ないんですよね
窓口のお姉さんもちろん、それはそうですね
状況がいまいちつかめない祖母は、絶大な信頼を誇る叔父に電話をかけました。
窓口のお姉さんに電話を代わって、叔父にも説明を聞いてもらい、また祖母に電話を代わって、叔父から説明を受けたことで、やっと祖母は住民登録証が必要なんだなと納得したようでした💦（叔父さん、ありがとうございます😢）
住民登録証の発給
住民登録証の発給に必要なものは、パスポート、顔写真2枚、世帯主の住民登録証でした。
バスに乗って20分くらいのところに役所があったので、住民登録証を作ることになったら、そこに行かないといけないのかと思っていたのですが、家の近所に出張所のようなセンターのような事務室あるとのことで、祖父についていきました。
事務室に到着し、窓口で新しく住民登録証を作りたいと伝えました。
この時、答えるのに迷うような難しい質問はされなかったです。以下に聞かれたことを簡単にまとめました。
- 再発行ですか？
→いいえ、初めて作ります。（生まれてこの方、一度も作ってないことに驚かれました） - 最近、日本に入国したんですね、いつ入国しましたか？
→入国した日を答えました。（なにかの記録でも出てきたのかなと思いました） - 保護者の方との関係は何ですか？
→祖父です。（このあと祖父の住民登録証の提示を求められました）
そんなこんなで、めちゃくちゃ指紋をとられて、書類を書いて、手続きは終了しました。
私からも気になったことを質問もしました。
- 私は在外国民の住民登録証ではないんですか？
→祖父の家の居住者として登録されているので居住者の区分です、とのこと。住民登録証は居住者と在外国民の二種類があり、私は在外国民の対象ではなかったようです。
もっと詳しく知りたい方はこちらのサイトが参考になると思います
住民登録(在外国民)｜在韓日本人お役立ち情報｜韓国文化と生活｜韓国旅行コネスト
在外国民の住民登録制度施行案内 상세보기｜在外国民登録 駐名古屋大韓民国総領事館 - 発行されるまでどれくらいかかりますか？
→3週間かかります。それまでは臨時の住民登録証をお渡しします。これは本物の住民登録証と同じ効力を持つので、携帯電話の契約の際にも身分証明できます。
郵便局訪問(臨時の住民登録証)
ようやく身分証明書を手に入れることができました！
個人的に同じ郵便局に3度目の訪問するということに抵抗があり、違う郵便局に変えて祖母と一緒に向かいました。
受付番号を提示して、身分証明書を提示するところまではスムーズだったのですが、口座番号が必要ということを見落としていて、ここでつまづきました！
しかし、一旦、祖母の口座を登録しておくことで解決。（あとでオンライン上で変更できるとのこと）
親戚だったから口座を一旦登録させてもらうというありがたいことができましたが、親族がおらず、さすがに友人の口座番号を借りるのは抵抗ある方は、口座作ったあとに携帯契約が良いかもしれません。
つきひま口座を作るにも電話番号が必要なので、一旦友人の電話番号を借りなければならないですが…（あとで変更できます！）
しかし、留学生の場合は電話番号がなくても学校が提携している銀行で作れる可能性が高いと思います！
最後に、日本で買った携帯であることを知った窓口のお兄さんが、もしかしたら、SIMカードが届いても、それが合わない可能性もあります…と教えてくれました。最初はSIMフリーだから大丈夫だろうと踏んでいたのですが、帰宅後ちょっと調べたら、SIMカードのサイズの話かもしれないと気づき、急いで自分の機種に対応するサイズを調べました！
結局、SIMカードのサイズは無事に合いました！その時の話はこちらの記事の最後の方に記載されています
まとめ：身分証明書は渡韓前の確認が大事！
二重国籍の方は、自分が韓国で長期滞在する場合、身分証明書はどうすればいいのかを韓国に来る前にご両親に聞いてみたり、領事館に聞いてみたりするのをオススメします！私もそうすれば良かったです🙈
事前に色々と知って、あらかじめ決めておけば、もう少しスムーズに手続きを踏むことができると思うので、私の紆余曲折が韓国生活初心者の方々に役に立てたら嬉しいです！
今回はここまでです！감사합니다～！
